こんにちは、りくばりです (*´∀`*)/
鍼灸師になる決意を持ったものの、鍼灸専門学校にすんなり入学できた訳ではありません。
私は夫と二人暮らしなので、夫の同意が必要です。
学費、家を留守にする時間、勉強で忙しくなるので家事の分担、そして、コロナ禍で学校へ通うリスクなど、夫を説得するのに時間が必要でした。
わりと放任主義の夫なのに、コロナ感染を心配して反対
我が家の夫は、わりと放任主義なので、私が鍼灸専門学校へ行きたいと言っても反対しないと思い込んでいました。
専門学校の資料を集め説明会にも参加して情報収集をしてから、夫に相談したのです。
すると、以外なことに夫から鍼灸専門学校の入学を反対されてしまったのです( ̄□ ̄;)
理由は、「こんなコロナ感染が広がっている時に、若い世代の人達と勉強しても大丈夫なのか?」「鍼灸専門学校で勉強したい気持ちは良いと思うので、足を引っ張る気はないが、コロナ感染状況を見て入学を延期した方がいい」とのことでした。
2020年の冬でしたので、コロナ感染「第3波」で医療崩壊の危機が、連日報道されている時期でした。
私としては、鍼灸専門学校で勉強したい気持ちは強かったのですが、やはりコロナ感染リスクを考えると怖くなったので、この年度の入学は断念しました。
そして、次の年度までの一年間様子をみて、自分の決意が変わらなければ、鍼灸専門学校に入学することにしたのです。
コロナ禍で入学を遅らせたことで、気付いたこと
鍼灸専門学校の入学を見送ったことは、結果的には良かったと思っています(^◇^)
2021年を迎え、「第4波」「第5波」と驚異的な感染拡大が到来しました。
一年間延期さていた東京オリンピックが開催されたことも原因となったのか、八月には2万人以上の感染者数です。
医療機関が逼迫し外出が制限が厳しくなっている中、とても専門学校へ毎日通うのはストレスだったと思います。
また、外出を控え、外食もほとんどせず、お付き合いも減った一年間でしたので、おのずと家計の出費も抑えられました。
基本的には専門学校の授業料は、自分のパートなどで貯めた貯金を充てるつもりでいましたが、この浮いた家計も夫の了承のもと使わせてもらえることになり、授業料の出費に少し余裕出来ました。
そして何よりも、この一年間でつくづく実感したことは、医療機関を利用するタイミングです。
もともと持病もなく医療機関をほとんど利用しない私ですが、春の花粉症や夏風邪、乾燥時期の喉の痛みは時々あらわれます。
鼻咽頭に不快感を感じる度に「コロナ感染したのか?」心配でしたが、医療機関を利用することで、かえってコロナ感染リスクを負うのが恐怖でした。
幸い発熱は無かったので民間療法や市販薬で治し医療機関は利用せずに済みましたが、多分、私と同じ経験をした人は多いと思います。
要は、日本人は医療機関を安易に利用し過ぎているように感じたのです。
コロナ禍で、医療機関を利用するタイミングを考える
現代の医療は素晴らしい進化と重要な役割を果たしていことは、否定する余地がありません。
国民全ての人が医療にかかり易い「国民皆保険制度」は、日本の誇れる政策だと思います。
医療機関を自由に選べ(フリーアクセス)、安い医療費で高度な医療が受けられるのは、世界広しといえ唯一日本だけです。
しかし、「超高齢化社会」の現在は医療費が増大しており、少子化の影響で保険料の収入は激減しているため、この素晴らしい制度の維持が困難になってきています。
そして、2020年の新年から始まった新型コロナウイルス感染拡大で、医療機関が逼迫する状態が避けられなくなってきました。
この現状を踏まえると、医療機関の受診タイミングを考えざる負えない状況だと感じます。
ニュースによりますと、新型コロナウイルス感染が増加し、医療機関の受診を控えている人が多数存在しているそうです。それは暗に、必ずしも医療機関へ行かずに済む症状だった人達が、今まで安易に医療機関を利用していたと推測できます。
早期発見、早期治療の大切さは理解できます。
しかし、日頃からの健康管理と過剰に医療に掛からなくても対処できる知識が必要になると実感したのです。
その結果、私は鍼灸治療を学び、医療機関を頼るのは最後の砦にしたと考えたのです。
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